シーカヤックで行く島勝の海食洞門:天満洞(てんまどう)2017.08.13.

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熊野灘に面した紀伊長島は太平洋からのうねりが直接入るフィールドだ。今回は古里海水浴場の近くにある浜から出艇して、三重県の文化財に指定されている天満洞に向かう。

今回カヤックを出す場所は砂利の浜となっていて、車を止めた場所からは少し歩くこととなる。しかし、荷物とカヤックを分けて運べば一人でも難なく出すことは可能だ。釣り人や海水浴客もいるので、気配りを忘れないようにカヤックを運ぼう。

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鈴島

出艇場所から少し漕ぐとすぐに鈴島の影に隠れて、うねりの影響は少なくなる。鈴島は南北800m、東西600mの大きさの無人島で、紀北町教育委員会の許可なしでは上陸することは出来ない。島には鈴島池という海跡湖があり、また、ハマナツメなどの植物が群生しており、鈴島暖地性植物群落として、県指定天然記念物となっている。

ダイヤ岩

鈴島を過ぎると、左手から来るうねりを受けながら、まずは前方に見えるダイヤ岩を目標に進む。今回は長い周期の穏やかなうねりと、僅かな追い風を受けてのんびりした雰囲気で漕ぎ進む事になった。途中でバウの先から飛び魚が何匹か飛び立つ光景も見られた。
ダイヤ岩は南北に並んだ小島と岩から出来ていて、今回は南側の岩と岩の間をすり抜けて通過した。何もない横断漕ぎのちょっとした気分転換にもなる。

天満洞

和具の浜海水浴場を右手に漕ぎ進むと、すぐに天満洞が見えてくる。遠目に見るとそれほど大きく感じないこともあって、通りすぎて次の岬まで行ってしまった。近くによると、確かに大きな洞門でカヤックでくぐるのも難なく出来る。 仲間と何度も洞門をくぐり抜け、その大きさに感動した。ただ、いつ崩れてもおかしくないような岩があり、危険であることは間違いない。
今回は午前中のカヤッキングだったが、朝日を背景に眺めるのも良いかも知れない。

大島

天満洞から出艇場所までは右後方からうねりと風を受けながら戻る事となった。向こうには大島が見えている。こちらの島も無人島で許可なく上陸することはできない。島には国指定の天然記念物「大島暖地性植物群落」がある。

道瀬食堂

昼すぎには出艇場所にもどり片付けも終えて、本日の第二の目的である道瀬食堂にランチに訪れた。このお店は細い奥まった道を進んだところにあるので通りすがりには発見できない知る人ぞ知る隠れ家的な場所だ。駐車場は5~6台は入るだろうか。今どきの洒落た感じのカフェでピザ窯が併設されており、焼きたてのピザを楽しむことができる。


道瀬食堂の入口


今回食べたのは「やきロコモコごはん」ピザ窯で焼きあげてあるのでごはんはパリっとしていて、手前に写っている少し焦げた玉子は中がトロトロ。


ふわふわ氷のかき氷。こちらは甘夏ソースがたっぷりかかっていて、甘すぎず爽やか!

以上、「島勝の海食洞門:天満洞(てんまどう)2017.08.13.」でした。

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